- 鼻うがい基礎知識
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ハナリラで始める鼻うがい入門 ボタン式ボトルで「痛くない鼻洗浄」を始める方法
「鼻うがいは気になるけれど、やり方が難しそう」「ツーンとしそうで怖い」
そんな方のために作られたのが、ボタン式鼻うがいボトルと専用洗浄剤の ハナリラ です。
この記事では、
- ハナリラの特徴
- 専用ボトルと洗浄剤の具体的な使い方
- ノズルの選び方
- 使用後のお手入れと注意点
を、これからハナリラを使い始める方向けに、完全マニュアル形式でまとめました。
鼻うがいそのものの効果や、鼻うがい全般の注意点は「鼻うがい完全ガイド」で詳しく解説していますので、ここでは「ハナリラでどう実践するか」に特化して解説します。
ハナリラとは?製品の特徴を簡単におさらい

ハナリラ鼻うがいボトルと専用洗浄剤
ハナリラは、
- ボタン式鼻うがいボトル(300ml大容量)
- 専用の鼻うがい洗浄剤(個包装パウダー)
を組み合わせて使う、鼻うがい専用ツールです。
ボトルセットには、
- 鼻うがいボトル本体
- 専用洗浄剤 10包
- 2種類のノズル(洗浄感の違うノズル)
が入っています。
専用洗浄剤は、1包で最大300mlの洗浄液がつくれる設計で、ツーンとしにくい配合・無香料・個包装が特徴です。
ボタン式ボトルと300ml大容量のメリット
ハナリラのボトルは、
- 底面にボタンがあり、そこを押すと洗浄液が出る
- 離すと止まる
というワンタッチ操作になっています。
そのため、
- 手の力が弱い方でも、側面をギュッと握らなくてよい
- 押す強さを一定にしやすく、水圧を安定させやすい
というメリットがあります。
また、ボトル容量は最大300ml。1包の洗浄剤で300mlまで作れるので、
- しっかり洗いたい日は「たっぷり300ml」
- 軽くでいい日は「自分にとってちょうどいい量まで」
といった調整も可能です(300mlを必ず使い切る必要はないと公式FAQでも案内されています)。
2種類のノズル(シャワー/ストレート)で洗い心地を選べる
ハナリラのノズルは2種類付属しています。
- シャワータイプ
- 「ジャバっと洗浄」イメージ
- 洗浄力重視でしっかり流したいとき向け
- ストレートタイプ
- 「じんわ〜り洗浄」イメージ
- ゆるやかに、やさしい水流で洗いたいとき向け
その日のコンディションや好みにあわせて、気軽にノズルを付け替えられます。
ハナリラを使う前に知っておきたい安全上のポイント

使う前に確認したい人(中耳炎、鼻をかめない子どもなど)
ハナリラ公式サイトでは、以下のような方は使用を控える・医師へ相談することが案内されています。
- 鼻が強く詰まっているとき
- 中耳炎など耳の病気があるとき
- 鼻水を自分でしっかりかむことができない小さなお子さま
- 医師から鼻洗浄を止められている方
また、耳の痛みや中耳炎の原因になるため、
- 使用直後に鼻を強くかまない
- 耳に痛みや違和感が出た場合は中止して、医師に相談する
ことが重要です。
ハナリラで「してはいけない」こと
公式の使用上の注意として、次のような禁止事項が示されています。
- 冷水での使用(鼻の痛みやトラブルの原因になる)
- 専用洗浄剤以外の液体や薬剤を入れて使うこと
- ボトル全体のつけ置き消毒や煮沸(熱湯)消毒
- 他人とのボトル共用
また、ボトル側面を強く握ると、想定以上の水圧がかかり、耳への負担になるおそれがあるため、底面のボタンだけを押して使うことが推奨されています。
使用前に準備するもの
ハナリラを使うときに手元に用意しておくものは、次の通りです。
- ハナリラ鼻うがいボトル本体(清潔な状態)
- ハナリラ専用洗浄剤 1包
- 37〜40℃程度のお湯(目盛り300mlまで)
- 洗面台(シンク)と鏡
- 清潔なタオルまたはティッシュ
ここまでそろえば、すぐに鼻うがいを始められます。
ハナリラの準備ステップ(洗浄液を作る)
ボトルの洗浄と組み立て
初めて使うとき・数日ぶりに使うときは、まずボトルを軽く洗っておきます。
- ボトル本体とノズルを、ぬるま湯でサッと洗う
- 内部の水をよく切る
- 使いたいノズルをボトルキャップにしっかり取り付ける
※初回は、洗浄感を確かめるために「ストレートタイプ」から試すのもおすすめです。
37〜40℃のお湯を300ml目盛りまで入れる
ハナリラのボトルには、300mlの目盛りが印字されています。
- ボトルキャップを左に回して外す
- 37〜40℃程度のぬるま湯を、ボトルの300mlラインまで入れる
- 熱すぎるお湯は粘膜を傷める可能性があるためNG
- 冷たすぎる水は「ツーン」としやすくなります
「お風呂のぬるま湯くらい」を目安にしていただくと、初めてでも快適です。
専用洗浄剤を1包溶かす&よく振って溶かす
続いて、専用洗浄剤を溶かして生理食塩水を作ります。
- ハナリラ専用洗浄剤を1包、ボトルに入れる
- キャップをしっかり閉める
- ボトルを上下に軽く振り、パウダーが完全に溶けるまでよく混ぜる
ハナリラの洗浄剤は、サッと溶ける顆粒タイプなので、数回振れば溶ける設計になっています。
これで洗浄液の準備は完了です。
ハナリラの基本の鼻うがい手順
姿勢のとり方(前かがみ+口を「あー」)
- 洗面台の前に立ち、前かがみになって顔を少し下げる
- 洗う側の鼻が少し下向きになるように、頭を軽く傾ける
- 口を軽く開けて、「あー」と声を出すイメージで喉を開く
この姿勢は、ハナリラ公式の使用方法でも推奨されており、喉と耳への圧を軽減するために重要です。
ノズルを当ててボタンを押す(押す/止めるのリズム)
- ボトルを逆さまに持つ
- ノズルの先端を、洗う側の鼻の穴に「軽く」あてる
- 強く差し込む必要はありません
- 口を「あー」と開けたまま、ボトル底面のボタンを指で押す
- ボタンを押している間だけ、洗浄液が流れ続ける
- ボタンから指を離すと、水は止まる
ポイントは、
- 側面を握らず、底面のボタンだけで圧を調整する
- 「押しっぱなし」ではなく、様子を見ながら数秒ずつ押す
という2点です。
慣れないうちは、1〜2秒押す → 止める → 呼吸を整える → また1〜2秒押す、というリズムで問題ありません。
反対側も行う/洗浄中・後の「NG動作」
- 片側の洗浄が終わったら、ボトルを持ち替え、頭を反対側に傾ける
- もう一方の鼻の穴にノズルを軽く当て、同じ手順で洗浄する
洗浄中・直後に避けたい「NG動作」は以下の通りです。
- 洗浄中に「息を吸う」
→ のどや気管に入り、むせやすくなります - 洗浄直後に、上を向いたりジャンプしたりする
→ 残った洗浄液が耳側に流れやすくなります - 使用直後に鼻を強くかむ
→ 耳への圧が強くかかり、中耳炎のリスクになります
洗浄後の基本は、
- 前かがみの姿勢のまま、片鼻ずつやさしく鼻をかむ
- 数分ほど、軽く前かがみの姿勢で過ごし、残りの水分を自然に出す
です。
ノズルの選び方とシーン別の使い方

シャワータイプ(ジャバっと洗浄)の使いどころ
シャワータイプは、
- 洗浄力重視でしっかり流したいとき
- 花粉やホコリを多く浴びた日の帰宅後
- 鼻が通っていて、ある程度鼻うがいに慣れている方
に向いています。
水流が広がるぶん、「ジャバっと洗った感」が出やすいノズルです。
ストレートタイプ(じんわ〜り洗浄)の使いどころ
ストレートタイプは、
- 鼻うがい初心者の方
- 水の刺激に敏感な方
- 子どもや高齢の方が使う場合(※鼻を自分でしっかりかめることが前提)
に向いています。
水流が一点から穏やかに出るため、「じんわり慣れていきたい」場合はこちらから試すと安心です。
初心者・お子さまにはどちらがおすすめか
- 初めての大人:ストレートタイプでスタート → 慣れたらシャワーも試す
- お子さま:基本はストレートタイプ(+保護者の見守り)
という流れをおすすめします。
使用後のお手入れ(ボトル・ノズルの洗浄と乾燥)
その日のうちに必ずやる3ステップ
ハナリラを安全に使い続けるためには、毎回の洗浄後のお手入れが非常に重要です。
- ノズルとボトルをよく洗う
- ぬるま湯または水で、内部までしっかりすすぐ
- 水分をできるだけ抜く
- ノズルを付けたまま、ボトル底面のボタンを空押しして、内部の水を押し出す
- 風通しのよい場所で自然乾燥させる
- ボトル内部に水が残らないよう、逆さまにして乾かすのも有効
公式サイトでも、カビや水アカを防ぐため、この3ステップが推奨されています。
長期間使わないときの保管方法
- ボトルをよく洗って完全に乾燥させる
- 直射日光・高温多湿を避け、涼しく風通しのよい場所に保管する
- 再使用する前に、もう一度水洗いしてから使い始める
といった保管方法が案内されています。
よくあるお手入れの失敗例
- 「忙しいから」と、洗わずに翌日もそのまま使う
- 内部の水を抜かずに放置して、ボトルの底に水たまりが残る
- 熱湯をかけて消毒しようとして、ボトルを変形させてしまう
ボトルのつけ置き消毒や煮沸はNGとされているため、毎回の洗浄+乾燥で清潔さをキープする運用が現実的です。
よくある質問(ハナリラ版Q&A)
1回で300ml使い切らないとダメ?
公式FAQでは、必ずしも300mlをすべて使い切る必要はないと明記されています。
- 清潔感が得られる量を目安に
- 初めは少なめの量から試し、慣れてきたら増やす
といった使い方で問題ありません。
1日に何回まで使っていい?
鼻うがい全般の一般的な目安としては、1日1〜2回+必要時が一つの基準です。
- 花粉が多い日:帰宅後+就寝前
- ほこりっぽい環境にいた日:帰宅後に1回
など、「やりすぎにならない範囲」で調整してください。粘膜が乾燥したり、逆に刺激になる場合は回数を減らしましょう。
子どもが使うときの注意点
ハナリラ公式では、「鼻水を自分でしっかりとかむことができる方」が対象とされています。
お子さまが使うときは、
- 保護者が手順を一緒に確認し、必ずそばで見守る
- 圧をかけすぎない(ボタンを少しずつ押す)
- 嫌がるときに無理に続けない
といったポイントが重要です。
痛みや違和感が出たときの判断目安
- ツーンとした軽い痛み → 水温・塩分濃度・水圧を見直す
- 耳の痛み・詰まったような感じ → ただちに中止し、症状が続く場合は耳鼻科へ
- 出血や強い痛み → 継続使用は避け、必ず医師に相談
ハナリラの取扱説明と一般的な鼻うがいの注意点の両方を踏まえると、「少しでも不安なら一度中止して耳鼻科で相談」が安全ラインです。
まとめ 「ハナリラだから続けやすい」ポイント

最後に、ハナリラで鼻うがいを続けるうえでのポイントを整理します。
- ボタン式で圧をコントロールしやすい
- 側面を握らず、底面ボタンだけで「押す・止める」ができる
- 専用洗浄剤+37〜40℃のお湯で「ツーンとしにくい」
- 生理食塩水+ぬるま湯が鼻にやさしい
- 300ml大容量で、しっかり洗いたい日にも対応
- 必ずしも毎回300ml使い切らなくてOK
- 2種類のノズルで、その日のコンディションに合わせられる
- 初心者や敏感な方はストレート、慣れたらシャワー
- 毎回の洗浄+乾燥でボトルを清潔に保てる設計
- 空押しで内部の水を抜き、自然乾燥させやすい
『鼻うがい完全ガイド 効果・正しいやり方・注意点を耳鼻科情報にもとづいて解説』で鼻うがい全体像を理解し、
本記事の手順どおりにハナリラを使っていただければ、
「鼻に水を入れるのが怖い」
→ 「やり方さえ守れば、意外と気持ちいい」
という感覚に、きっと変わっていきます。